5月末から着工した、置場の庭つくりが、ほぼ完了しました。
松の幹や庭石、川沿いに植えた植栽なども形をかえて残す計画ではじめた今回の庭つくりです。
川沿いの歩道側は石の壁と枕木で程よい高さの目隠しを作ります。
石の壁は、メッシュパネルの箱に、石を詰めて造ります。ガビオンという名前で、もともとは河川の護岸工事に使われている物です。
庭石は砕いてアプローチに敷き詰めました。丸い敷石はデッキまでの踏み石に再利用です。
梅雨に入り、雨の日が多くなり、作業も大変だったと思いますが、丁寧に仕上げていただきました。
小さなウッドデッキは腰を掛けても寝転がっても良い空間です。
根太はレッドシダー材、表面の板は耐久性のよいセランガンバツを使用しました。
短くカットした松の幹は3つの椅子に、大きな庭石はテーブルとして形を変えました。
枕木とガビオンの前に草花を戻して庭の完成です。
緑の多い気持ちの良い庭ができあがりました。
川沿いを散歩するたくさんの人々の、憩いの場所になると嬉しいです。